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上場IT企業「第3の新規事業」責任者採用
-潜在層リーチで成功
- 決定ポジション
- 上席コンサルタント
- 年収
- 年収1,000万~1,500万円/50代
- 企業ステージ
- 創業期
- 企業課題
- 上場

■企業の課題・採用背景
特定業界に特化した自社ITサービスを展開し、顧客のDXを支援している上場企業より、新たに「第3の業界」向けにサービスを開発するための人材採用のご依頼をいただきました。
求められる人材は、ITコンサルティングの経験に加え、対象業界に関する深い知見を持つことが前提。そのため、候補者にとってこのポジションがどれほど魅力的に映るか――その設計が鍵となると考え、まずは経営者と徹底的に議論を重ねました。
その結果、以下のような条件を経営トップから引き出すことに成功
- ・年収アップとストックオプションの付与
- ・社長直下での新規事業推進体制
- ・将来的な事業化のフェーズでは、部門責任者ポジションを用意する意向
こうした「裁量」「成長機会」「将来の役割」が明確になったことで、候補者に対する訴求力が整ったと判断。満を持してリサーチとアプローチを開始しました。
■当社の紹介におけるポイント
-転職潜在層にアプローチし、未来の事業責任者を採用-
近年、コンサルタント職の採用難易度はますます高まり、従来の転職サイトやスカウトメールでは成果を上げにくい状況が続いています。
そこで私たちは、初期の段階から弊社の外部ネットワークを活用し、知人ベースでの紹介に注力する戦略を採用しました。
元コンサルタント、元コンサルファームの人事担当者、あるいは特定業界出身の有識者など、信頼できる協力者に声をかけ、「今すぐ転職を考えていない」潜在層にもリーチ。紹介いただいた方々とは丁寧に面談を重ねました。
クライアント企業の経営者は40代後半の非常に聡明な方。候補者とはまずカジュアルに会っていただき、ディスカッションの中で事業や将来像に対する関心を引き出すことができました。
事前に企業側から伺っていた「惹きつけのポイント」を適切なタイミングで伝え、候補者の心理的ハードルを丁寧に下げていくことで、自然な流れで社長との面談へとつなげていきました。
最終的にご縁となったのは、もともと転職を急いでいたわけではない、ある元ITコンサルタントの方。
しかし、社長との対話を通じて、「自身の経験を活かしてゼロから事業をつくる」という機会に強く魅力を感じ、最終的には参画を決意。
それから2年――当時立ち上がったばかりの新規事業室は、現在「事業部」として昇格。その方は部長として事業を牽引し、組織の中核メンバーとして活躍されています。